勝手にお題を頂戴して…。
ジ・バングについて語ってみます。

次はテーマについて語りましょう。
転機与砲のお芝居のメインテーマはもちろん「転機」です。
転機与砲の作家さんたちには、もれなく
「転機、きっかけ、それによる成長」
を物語中で描くこと、という縛りが存在します。
最近の台本の傾向としては、
問題が起きる→頑張って解決する、という過程の中で
「転機」が表現される、ということが多いですね。
(「転機」そのものをテーマに扱っている作品は実はそんなにありません)

今回はメインテーマではなく、物語中で一場面を彩るサブテーマに触れたいと思います。
ジ・バングの世界観は西部劇、そのため「冒険・開拓」「決闘」「一攫千金」だとかそんなイメージが先に沸きそうですが(そしてこれらも重要なテーマですが)
今回は敢えて「恋愛」に絞って話を進めたいと思います。

さてさて、今までの公演で恋愛のテーマはどのくらい取り上げられていたのでしょうか?ピックアップしてみました。
()は恋愛関係の男女の関係性の簡易説明です。

2弾公演リバーズリバースリバーサル(恋人→死別)
3弾公演Flower(Boys Meets Girl)
6弾公演夏の魔法の作り方(友達以上恋愛未満)
7弾公演DH3(久しぶりに会った同級生)
8弾公演Wind(親友の妹)
9弾公演レッド・ドルフィン号(同業者)
10弾公演MooN(妻と子供を守るために戦う男)←犬
11弾公演Peace!(一目惚れ、片思い)
12弾公演ルシフェル戦闘団備忘録(すれ違う愛情)

なんと、ほとんどの公演で「恋愛」の要素が含められていました。
やはり「展開が少年ジャンプ」の異名を持つ(持たない)転機与砲のカラー。恋愛の要素は外せないみたいです。
それはそうと、上の恋愛の関係性だけ見ると何だかキュンキュンしますね。

(注:上記以外の公演でも恋愛要素が含まれるものがありますが、明確でないor割合が小さいため割愛させていただきました)

さてさて、
今回13弾公演ジ・バングの恋愛の関係性を表現するなら、

13弾公演TheBang!(大人の恋愛)

でしょうか。
誰と誰が恋愛関係になるかはジバング詳細ページを見てもらうとして、
今回の恋愛は「大人」です。
バーでグラス片手にワインを揺らしながら「今夜は長い夜になりそうね…」てな感じです!
ランプの明かりの下、年を重ねた推定30代前後の男女が他愛のない話を肴に互いを語るわけですね!!
これは新たな新境地かもわからんね!!!
萌えだね!!!転機与砲始まったな!!!


すみません、取り乱しました。
まぁそういう感じで、今回の見所の一つに「恋愛」、ぜひ覚えておいていただきたいと思います。
12弾公演でも若干大人の恋愛がありましたが、少し裏側に隠れていたような感じなので…
特に「ストレートな大人の恋愛」、その部分をお楽しみに。(演じる役者にプレッシャーを放ちつつ)

(ミッシェル)