約半年ぶりの基礎稽古であり、一般公開の体験稽古日でございました。
参加者は18名、見学者含めると20名を越える大人数で大盛況の転基地でした。
以下内容

1 柔軟、筋トレ、発声
これね、基礎稽古ていつも久々にやるから皆体がなまってるんだよね。悲鳴がそこかしこから上がるけど多分毎日やれば慣れてくるよ。基本、体のメンテナンスやからね。

2 マット運動
別に体操を舞台でやる為にやるんじゃなくて、危険な状態でも最低限の安全を確保するのが主目的。更に自分の体のコントロールができるようになれば一石二鳥。おまけで舞台で見せれる技が習得てきたらいいな、くらいで考えております。
でも皆なんか楽しそうにコロコロ転がってまるで小学生に戻ったみたい。

3 ステップ
ダンスの基礎になるいくつかのステップやターン等。
転機では毎回なんらかの躍りが入るけどいつも四苦八苦。だって稽古であまりやらないから。て事でわずかずつでも基礎稽古にダンスの要素を入れて行きました。
これは出来る人と全く出来ない人の両極端。
ダンス経験者にしてみれば簡単過ぎ、未経験者にとっては難し過ぎるみたい。ああ、教えるって難しい……

4 ストロボ、ミラー、エチュード
瞬間的に動きポーズを作る、これがストロボ。慣れないと変なポーズで固まってこけたりついつい笑ったりしますがお題を与えてポーズしてもらうと何かそれぞれに個性が光って見ごたえありました。また、チームに別れてのストロボバトルはもう少し見ている人を意識してくれたら ただそれだけで見世物になりそう。新しいアイディアが閃きそうです。
ミラーは二人一組で互いの動きを模写する稽古。自分でやってる動きが実は全然模写じやなかったりタイミングがズレズレで時間差の鏡になったりとこれまた難しい稽古でした。
最後、エチュードは台本のない即興芝居。テキトーなお題で舞台を作る面白くもあり恐ろしくもある稽古。
これは引っ張る人の善し悪しや、話を理解してくれる人の有る無しで出来は全然変わります。いかにシチュエーションを共有するか、自分の役割を共演者に伝えるか。これが重要。なぜなら、共演者にすら伝えられないものを、換気に伝える事など出来はしないからです。

色々やって四時間があっという間。まだまだ暑い転基地の中、皆さん汗びっしょりになって頑張って下さり本当にありがとうございました。