2018年になり、つまりは公演まで2ヶ月を切り、稽古もいよいよ佳境。



精度や質を高め、「Good!」な表現を「Excellent!!」にするような段階といえるでしょう。



大まかなルーティンとしては、日曜日(日中)は通し稽古・平日(夜)は通しで見つかる課題点を改善、といった流れで進んでおります。



 



さて、今回の公演もそうですが、転機与砲の公演はわりと、どーん!とかばーん!とかバリバリバキュン!とか、



そういう効果音を伴った派手な事象が舞台上で起こるシチュエーションが多いといえます。



 



つまり、日頃体験しないような非日常的なことが起きるわけです。



 



ここで課題になるのが、「それってどれくらいの、どんな事象なの?」という認識の、共有です。



舞台上のキャストは同じ現象を体験しているはずなのに、AとBでその受け取り方があまりに異なると、不自然になってしまいますね。



 



この日の稽古でも、そういった部分のすり合わせの場面がありました。



具体的に書くとネタバレしちゃうので避けますが、「コレってマズイんじゃないの……?」という危機的状況が実際はどんなものなのか共有するといった具合です。



 



非日常を描く舞台だからこそ、ある種のリアリティはより強く求められてくると思います。



これから先、役者と演出あるいは役者同士でもしっかりコミュニケーションをとりつつ、認識の共有を図っていかねばなーと改めて思った稽古でございました。